『Cry』

 

単行本の帯文

消えてしまふかと思ふくらゐ透明度を高めた三宅惺の風景。その中で言葉は、ときに軽快に、ときに沈鬱に、ときに皮肉を交えながら、果てしないパフォーマンスを展開する。同時代を見つめる澄みきった意識で、<いま・ここ>を鮮やかに抉った歌集『Cry』は、作者の叫びであると同時に、ぼくたちの叫びでもあるのだ。(荻原裕幸)

 
◆目次◆
おはよう、そして… / トップスピン / 同行二人 / たけくらべ / 迷走台風 / 愛のように / ハングリー / キャンパス物語あらすじ / カフカの街 / パソコンの嘆き / みずなしがわ / 誤解 / かろうじて / きりぎりす / 最終日 / さくらさよなら

 
以降、縦書きのため、機種によっては表記が歪みます

 

 

 

ハ ン グ リ ー(抄)

 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 










 
 





 
 
 
 
 
 
 












 
 
 

 
 





 
 
 
 
 
 
 











 
 
 
 

 
 
 





 
 
 
 
 
 

 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 








 
 
 
 
 

 
 
 







 
 
 
 

 
 






 
 
 
 
 
 










 
 
 
 
 

 
 
 



 
 
 
 
 
 

 
 
 
 







 

 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

 








 
 
 

 
 
 
 
 



 
 
 
 

 
 
 
 








 










 

 
 
 




 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 


 
 
 
 

 









 
 

 
 
 
 








 
 





 
 
 
 
 

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き り ぎ り す (抄) 

 
 












 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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【メール掲示板より】

 きょうはじめてここを知りました。
 さけび(Cry)を図書館で借りてホント胸がふるえた。一年も前だけれどあんなに感動したのはあれきりです。どの短歌がいいというんじゃなくて、全体から押し寄せてくるパワーがすごかった。涙があふれそうだった、ホント。

 
 
無断転載は禁じます。Copyright(C),Miyake Satoru,1995

 

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