三宅惺著『Cry』

 

単行本の帯文

消えてしまふかと思ふくらゐ透明度を高めた三宅惺の風景。その中で言葉は、ときに軽快に、ときに沈鬱に、ときに皮肉を交えながら、果てしないパフォーマンスを展開する。同時代を見つめる澄みきった意識で、<いま・ここ>を鮮やかに抉った歌集『Cry』は、作者の叫びであると同時に、ぼくたちの叫びでもあるのだ。(荻原裕幸)

 
◆目次◆
おはよう、そして… / トップスピン / 同行二人 / たけくらべ / 迷走台風 / 愛のように / ハングリー / キャンパス物語あらすじ / カフカの街 / パソコンの嘆き / みずなしがわ / 誤解 / かろうじて / きりぎりす / 最終日 / さくらさよなら

 
縦書きのため、機種によっては表記が歪みます

 

 

ハ ン グ リ ー(抄)

 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 










 
 





 
 
 
 
 
 
 












 
 
 

 
 





 
 
 
 
 
 
 











 
 
 
 

 
 
 





 
 
 
 
 
 

 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 








 
 
 
 
 

 
 
 







 
 
 
 

 
 






 
 
 
 
 
 










 
 
 
 
 

 
 
 



 
 
 
 
 
 

 
 
 
 







 

 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

 








 
 
 

 
 
 
 
 



 
 
 
 

 
 
 
 








 










 

 
 
 




 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 


 
 
 
 

 









 
 

 
 
 
 








 
 





 
 
 
 
 

 

 
 

き り ぎ り す (抄) 

 
 












 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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【メール掲示板より】

 
 きょうはじめてここを知りました。
 さけび(Cry)を図書館で借りてホント胸がふるえた。一年も前だけれどあんなに感動したのはあれきりです。どの短歌がいいというんじゃなくて、全体から押し寄せてくるパワーがすごかった。涙があふれそうだった、ホント。


「CRY」の三宅さんですよね。僕はあれの初版を持っているのです。たしか駸駸堂(で漢字ただしいですよね?)で文学書あさってたときです。なぜかあの水色の本が積み上げられた束の上に投げ出されていたんです。
ものすごく興奮しました。あんなにショックをうけたのははじめてです。あの本はしばらく僕の宝物でした。ほかの本も読みたいとは思っていたのですが、本屋でもそれきり三宅さんの本を見かけないのでそのままになってしまいました。
それになんか恥ずかしかったのです。三宅さんの本はなんかレジで注文しづらいところがあると思います。
でも新刊が出るならこんどこそ買います。ほんとです。

 

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